2019年もあと少しになってきましたが、まだまだ全開で行きますよ!という事で今日はエンジンスワップのネタでも。今回はGMのGEN1、スタンダードな350クレートエンジン。クタクタになった古いエンジンのリビルドも良いですが、こちらは予算を抑えてスワップ出来、補器類も移設可能なエンジンです。
到着したら破損などチェック。
クレートエンジンとは言え基本的な(ヘッド・ロッド・キャップ)トルク確認はした方が良いです。レースエンジン屋さんが組んだものと違い、量産品なんで。コスト優先の造りなんで、部分的にガスケットなど漏れにくい物に交換しておきます。
クリアランスチェックは大切デス。メタル、スラストなど開けていれば簡単ですよ~
付いてくるスタンプロッカーアームは厳密にはレシオがバラバラ… 耐久性も考慮するとバルブトレーン専門会社のモノに交換しておきます。この時バルブトレーン周りにASSY LUBを付けるのを忘れずに
で、ロッカー調整ですが、1気筒ずつ確認しながら。STDだとちょっと高回転ロスするので、+αで(^^ で、↑画像のように16本順にやっても調整が合っていればスタッド頭の出具合は全部同じになるはずですよ~
プレルブ・油圧チェックはMUSTなんでサボらない様に♪圧掛けながらクランク回転で行き渡らせます☆最終的にヘッドに上がってくるのも確認しましょう。
オリジナルと同じシェビーオレンジにヌリヌリ。エンジンエナメル塗料を使って耐久性と発色を出します。この時一度デスビを刺してダンパーとのタイミングを取っておきましょう。
移設する補器類を点検しながら。。。時にはダメ君も混じるので潔くアップグレード!
で、全て取り付けたらいよいよブレイクイン。これには厳密な手順があるので(特にフラットタペットエンジン)、分からない人はしっかり手順書など確認しましょう。で、今回もばっちりなレスポンスで始動(^^ 今回は重量車向けのパーツチョイスやセッティングを行いました。
よりハイパワーなローラーエンジンや新型V8スワップ、公認車検等もお気軽にご相談ください。