Too Cold ~Over Cool !?

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ヤヴァイ寒さですね!ローカル瑞穂町の朝は-6°… アメ車の始動も一苦労の毎日です。で今日の日記は先日も2台修理したオーバークールについて。読者諸賢はご存知かと思いますが~。

エンジンはパワーや燃焼状態について適切な水温があります。およそ195F~210F程度でしょうか。まあ180や210で走っていてもどうというほどではないですが。。 「ヒーターが効かなくて…」なんて車の入庫時は冷却システム全体をチェックするものの、多くはサーモスタッド不良です。

問題はサーモスタッドが消耗品であることが知られていない事。さらに旧車用のサーモは時々初期不良も😢 で、恐ろしいのがオーバークールの症状で真冬に100Fや120Fで走っていてもオーバーヒートと違ってすぐに壊れないから何となく走ってしまう事。。

続けていると異常なカーボンの体積やガソリン洗浄によるシリンダーの摩耗↑、オイル寿命の低下、ブローバイガスの増加など確実にダメージが蓄積されます。

5~10年程度でサーモ交換していくと間違いないですが、この時期に高速を走ってもサーモの開弁温度以下にならなければとりあえずOK。ヒーターの吹き出し部分に手を当てて、今の水温と比較することを続けていると自然にオーバーヒートやオーバークールの症状は判るようになりますよ♪ 安い保険なので、水温計は必ず付けましょう!(旧車純正の警告灯はあてになりません)

因みにサーモスタッドを入れると夏のオーバーヒートが心配で。。なんて聞きますが、そんなことはアリマセン。冷却システムは車に合わせた全体のバランスでパーツ選びをするものですし、ローテンプサーモやハイフローサーモなどビックブロック対応の製品もありますので。

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