Over Drive Trans-Preparing(前編/準備)

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みんな大好き?オーバードライブ!マッスルカー時代のオートマは基本2速か3速。シンプルかつ頑丈でいいんですが、ファイナルレシオ次第では高速でエンジンは高回転((+_+))。という事はエンジン自体も消耗するし、ガスは喰うし、ドライバーも少々やかましい… 100KMでの巡行が3000回転なのと2000回転なのとでは違いは大きいですね~

そこでオーバードライブ付きオートマミッションの出番、FUELでも定番のメニューなので、前編/後編に分けて作業の様子をブログアップ♪ 因みに今回はコンピュータ制御無しの定番の4速化ですが、シフトポイントなどを変えられる電子式や6速化も作業可能です。

 

 

 

 

 

 

先ずはお疲れのミッション、周辺パーツを全て分解。2⇒3速化と違い共通部品はほとんどないので移すパーツはありません。長さが違いますね!

 

 

 

 

 

 

 

トルクコンバータも専用品が必要ですが、ロックアップの有無やストール回転をチョイス。付ける車の使い方やエンジンのスペック、ギア比や車重、オーナーの希望をお聞きして適切な物を選びます。今回は1800~2000でロックアップ付き、アンチバルーン。ミッションもMAX500HPの元気な街乗り仕様です。

 

 

 

 

 

 

 

周辺パーツがかなり必要なので併せて用意(画像の倍はあります)。最近の夏の過酷さを考慮してオートマクーラーも追加で取り付けます。オートマが滑る原因の多くはオイル管理が悪すぎるか油温が上がりすぎる事で起こります

 

 

 

 

 

 

 

ギアの数が増えるんで今までのシフターは使えない事が多々。今回はラチェットシフト(走りながらマニュアル車のようにギアを変えられる)も楽しみたいという事でシフターを仮組し調整します。ミッション側のバルブボディーもラチェットシフト対応の物にしています。勿論ラチェットシフターを取り付けてもDレンジに入れとけば今まで通り自動で変速してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミッションの長さが変わるので必要な加工・準備をやっておきます。上の画像はドライブシャフトを切り詰めてアルゴン溶接。下の画像はセンターサポートベアリングを強化タイプに打替え。今回は予算の関係やエンジンパワーを考慮してシャフト本体は純正ベースでいきましたが、フル強化のオーダーメイドでレースやハイパワービックブロック対応品の製作も可能ですよ~

 

 

 

 

 

 

 

4L60はTVセッティングが命(笑。 キャブリンケージはきちんとしたTVコレクターをセットし調整してあげましょう(失敗するとすぐミッションが壊れる)!350ミッションのdetent cableの穴で留めるのはレバー比が違うんでアウトですよ。。

とまだまだいろんな準備が進みます。後編では搭載~セッティング偏をお届けします☆

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